1954-12-20 第21回国会 参議院 水産委員会 第3号
育成強化して行かなければならないという観点から言いましても、あなたのおつしやるように、非常に農業協同組合だとか、漁業協同組合が大きくなつて独占するのじやないかというようなお考えは、正に杞憂だと思う。
育成強化して行かなければならないという観点から言いましても、あなたのおつしやるように、非常に農業協同組合だとか、漁業協同組合が大きくなつて独占するのじやないかというようなお考えは、正に杞憂だと思う。
而も石油精製も石油販売も米英資本系統の会社によつて独占支配されております。政府は、これらの石油資本に屈伏し、政治献金と引替えにかかる矛盾を今日まで見逃して参つたと申さなければなりません。この際、政府は現行の暫定免税を明年度より廃止いたしまして、関税定率法に定める輸入関税を復活する御意図があるかどうか。
そういうことを繰り返されますと、新しい貸出しのわくというものがそれだけその人によつて独占されます。
このことはやがて日本の民主政治を破壊し、一方に警察力を一手に握り、他方では時の政治の正しい批判者であり、次の時代のよりよき社会の創造者であるべき教育者の一切の政治活動を禁ずることによつて独占資本の金権をバツクとした独裁の専制政治を急速に成長せしめる結果を招く虞れがあるのであります。この世論や輿論から離れて浮き上つた独善が、やがて極右極左の暴力主義を抬頭せしむることは必至であります。
しかるに、常に政府の援助に期待するか、あるいは二重価格によつて国内農民の搾取にあぐらをかき、価格の協定によつて独占利潤をむさぼるに汲々としておるような硫安業者の現状におきましては、この機会を正しく生かす力とはなつて現われて来ないのでありまして、その意味において、合理化の名によつて資金二百三十余億円を融通するにとどまり、根本的な合理化の解決の追求をしない本法案につきましては反対せざるを得ないのであります
別府港であつて、独占している者は関西汽船であるということなんです。その関西汽船なるものが盤踞しておつて、そうして四の五の言つてこれまでやらせなかつたということなんです。私もこれは従前はそう大して気にもしていませんでした。
しかしながら一体かような事業を国策会社をつくつて独占的にやらせるのがいいか、あるいは現存のような商法上の会社としておいて、できる限りの監督をなしながら指導をしてやらせるがいいかということにつきましては、やはり一利一害があると思うのであります。
この会社はそれではどういうことをしているかというと、京阪地区における公認小荷物扱い業者はこの会社一社であつて、独占をしておるわけであります。ほかの業界から羨望の的になつておるところであります。そして二十六年度では七百九十九万九千円の純益、二十七年度では一千百七十五万円の純益金を上げておる。
そうしてそれによつて独占の弊を食いとめる、同時にサービスの改善を意図するような強力な措置がとられております。たとえば会計規則につきましても、法律に基いて会計規則が政府できめられておりまして、費目のわけ方その他こまかいところにまで、政府は方針を立てて、厳重なる監督をいたしております。
でありますからこの点はもう少しく、甚だ失礼な申分でございますが、いわゆる放つたらかしておくということは、弱小のものが潰れて大きなものが残つて独占が起るということになる。
そういう意味において街頭録音というものは、共産党的の考によつて独占されているような傾向を痛感して、私は実ははなはだ遺憾に思つておるものであります。おのおの見る立場は違いますが、ただいま会長さんの答えでは、公正妥当なる見地より職員諸君を御指導なされて公正を期するというお答え、それで満足いたします。
まあそういつた意味で、私は、特にこの新しい制度を作つたからと言つて、独占的な意味の外国為替銀行を育てて行くという形において、育成をして行くということは考えておりませんし、そういうことをいたすことは適当でない。かように考えておるのであります。
そうしますと、その県内におけるいわゆる言論指導といいますか、言論を通じての影響というものは、大体その新聞社の編集方針によつて独占される形をとつて来る、こういうふうなことが考え得るのです。先ほどのニュースの問題を通じまして、取材の仕方、編集の仕方その他によつて影響力がかわつて来るのであります。実はある県のごときは、たとえば汚職問題が出ております。
その程度が今まで通りだということは言えぬかもしれぬけれども、しかしそれだからといつて英米の石油カルテルによつて独占されておると同じほどに不利益じやないということは当然言えると思う。だから日本の政府としても、あべこべに日本からも見返りの輸出もできるんだから、両方の意味もかねて、強力に今、後においてもイランの石油を買うような方向に努力してもらうことを要望しておきたいと思います。
言いかえれば世界の石油カルテルでもつて、占領を契機として強引に強行されて、日本の重要な石油鉱業のほとんど主導権を握られているのが日本の現状である、こうした現状を見るときに、現在においては日本において供給する石油の七〇%以上を石油カルテルの手によつて独占されている。こういう事実の上に、非常に高いところの石油を一方的に日本が売りつけられている。従つてこれらの利益はカルテルの一方的利益に終つている。
申しませんが、これに書いてあるような理由だけでは一割二分の配当を織り込んであるという点に私まだ納得が行きかねる点があるのですが、公益性の非常に強い企業でもあるし、これは今電力再編成によつて独占企業的な、而も幾ら欠損をしてみても、九つの電力会社を国として潰せないという立場におかれておる、企業としては最も安全な企業である、私にはまあこう考えられる。
○下川委員 具体的な事実がないというお話でありましたが、これはいわゆる全体とは言いませんが、ほとんど五大メーカーによつて独占されている。こういう事実はよく地方その他にもあるわけでありますが、この五大メーカーにおける一つの問題、これはやはり建設省とかいろいろ各省にも連関するものであります。
現在同国の輸出入貿易の八割はアメリカによつて独占され、コーヒーと共に同国における主要産業であります石油産業は、七割以上もアメリカ資本が投下され、コロンビア全産業は、まさにアメリカの従属下にあると言つても決して過言ではないわけであります。
又操短によりましても、たくさんストツクが積まれて来たのだ、売れないのだ、工場が競つて機械を殖やしてどんどん作つたから持て余しているのだと言いながら、操業短縮に入つて、安く買われるはずの綿糸又は綿布類が高くなつて、利潤はそういう物価を上げ下げして手をかけた人たちによつて独占せられたということは、何としても我慢がならない。
以上簡単に述べましたように、今回の独占禁止法の改正は、独占禁止法の根本理念のみならず、民主憲法の原理すらも無視したものであつて、独占資本の利潤を、消費者、農民、中小企業者等、一般国民大衆の犠牲において保護すると共に、一方においてはスト規制法を以て、国民勤労大衆の反対を押切つて、非民主的に労働者の基本的権利を抑圧又は侵害して、実質的にも形式的にも労使対等の原則を打ち破つて、その不均衡をますます拡大する
みな血みどろな生活と闘いながら今陳情を続け、また彼らはまじめな気持から申しますと、先ほど申し上げましたように、アメリカ人によつて独占されることになつておりますところの旧日本軍の資産、あるいは沈船等によりまして、彼らみずからの努力と汗によつて引揚げ費用も稼ぎ、また島の復興にも役立たせようという、きわめてまじめな、また筋道の通つた要請をし、熱望を持つておるわけであります。